社員の体験レポート社員の体験レポート

2026.07.01

【体験レポ】愛犬とのもしもに備える。「ペット防災車中泊体験会」に参加してきました (前編)

概要

災害時、愛犬と一緒に安全を確保するためには、どのような準備が必要なのでしょうか? 今回は、58ロハスクラブで開催された「ペット防災車中泊体験会」に潜入。愛犬家なら知っておきたい防災の知識や、実際に体験して感じたリアルな備えについて前後編に分けてお届けします。


この日は昼間もイベントが開催されており、マルシェやキッチンカーも出店。
多くの「うちの子」と飼い主さまで賑わっていました。

夕方から、事前申込者を対象に「ペット防災車中泊体験会」が開催。

車中泊したことがない人は12組中2組。

車中泊経験のある人も多いので、お互いの車を見たり質問したり、知見を深める機会にしてね、との説明。
(ちなみに去年の参加者からは、初めて大型犬と車中泊してみたら、愛犬の息の荒さに改めて気付かされたという可愛い体験エピソードもあったそうです)

ペット防災セミナー

一つ目のプログラムは、ペットオーナーなら誰でも知っている松本くんこと松本秀樹さんのペット防災セミナー。
東日本大震災の時のお話や、備えておくべきモノ、コトなどを含め、分かりやすく説明していただき、あっという間の1時間でした!
中でも印象に残ったのは、震災時に飼い主さまと離れ離れになってしまった犬のうち、首輪しかついていなかった子は16%しか飼い主さまと再会することはできなかったというお話し。
実際に愛犬とはぐれてしまった飼い主さまたちも恐らくみんな「うちの子に限ってそんなことは起きない」と思っていたに違いないけれど起きてしまったわけなので、マイクロチップ、迷子札、注射票、鑑札のうち2つは必ず着けておきましょうねということでした。

ロープワークセミナー

二つ目のプログラムは、ロープワークセミナー。
万が一の際にロープ1本からリードやハーネスを作り出す方法を教わります。
必要なモノを抱えながら愛犬とともに悪路を逃げなければならないとき、危険から遠ざけるために咄嗟に愛犬の動きを制御する時はハーネスが有効。
避難グッズの中にハーネスが入っているのが1番ですが、入っていなかった場合にもロープ1本あれば対応できますよ、と教えていただきました。
みんな、慣れないロープワークに頭を抱えながらも真剣に取り組んでいました。

炊き出し体験

三つ目は、炊き出し体験。
お水を入れてごはんを戻している間に、サバカレーを作ります。

袋の底は広げて丸くしておくと、お水が入れやすいよと教えていただきました。

ビニール袋にサバ缶の中身とカレールー1カケラを入れて、空いたサバ缶半分くらいの飲料用のお水を入れます。

この袋の口を閉じて、大きな鍋でまとめて湯煎していきます。

災害時はお水が貴重になるため、このように湯煎形式で調理ができると
①洗い物をしなくて済む
②飲めない川の水でも調理ができる
③場合によってはお水を使いまわせる

と良いこと尽くしだそうです。

数分後、温まったら袋の外からカレールーを揉み溶かして…

サバカレーの完成です!
このように調理に使った袋をそのまま紙コップ等に入れて食べれば、汚さずに食べられます。

ちょうどご飯も出来上がり、サバカレーライス!

サバ缶半分だとややサラサラなカレーになったので、個人的にはもう少し水少なめでも良いかなぁなんて思いましたが、美味しい!
同じようにパスタなんかも作れちゃうそうです。

火おこし体験

お腹も膨れてから、いよいよ火おこし体験です。

麻縄をもみほぐしてこのような状態にして、ファイヤースターターで火花をこの上に落として火をつけていきます。

普段キャンプや焚き火の経験はあれど、火を起こすところからやるのは初めての人が多数派。

でも、先ほどのような温かいご飯を食べるためには必須スキルです。

4チームに分かれて火おこし競争。
麻に火が移って、ついた!と思いきや割り箸に上手く移らず鎮火したり、割り箸が燃えてもその先の薪まで行くのは難しかったり、たかが火、されど火をみんな思い知ることになりました。
こうした一つひとつの体験が、いざという時の心と行動の余裕に繋がるのかもしれない、と感じました。

ここで1日目のプログラムは終了。
みんなそれぞれの車へ戻り、車中泊へ。

なお、実際の災害ではなかなかお風呂には入れませんが、ありがたいことにこの日は58ロハスクラブさんのお風呂に入ることができました。

――後編はこちら