支援へ向けた
3STEPとNG行為
「まちがった善意」で現場を壊さないために。
災害支援の成功は、
現地のルールを守ることにあります。
「うちの子」と飼い主さまを支える一員として、
「被災地の担当者が、今この瞬間に何に困っているか」を想像し、指示を仰ぐ勇気を持ちましょう。
有事の際は一般的に、行政・獣医師会・関係団体で構成される動物救護本部等が司令塔となり、現地の救護施設や避難所への人員派遣や物資の支援、各所との調整を行います 。原則として、これらが公表する情報に基づいた支援を行いましょう。
災害支援におけるNG行為
過去の災害では、善意による行動が現場の混乱(二次被害)を招いた事例が多く報告されています。
「アポなし」の現地入り・ボランティア活動
- 事前登録や要請がない状態での現地突撃。
- 現場は情報の収集や体制構築で手一杯です 。要請に基づかない支援は、受け入れ側の人的リソースを削り、救護活動の妨げになります 。
「直送・送りつけ」による物資支援
- 避難所への直接配送や、内容不明の物資送付。
- 避難所は物流のプロがいません。内容の判別や仕分けに時間がかかる物資は「滞留」の原因になります。
「中古・開封済み」物資の提供
- 使用済みの毛布、開封済みのフードなど。
- 衛生管理が最優先される現場では、感染症リスクから廃棄せざるを得ない場合が多く、かえって被災地の「ゴミ問題」を深刻化させます 。
未確認情報のSNS拡散
- 「あそこの避難所はフードがゼロらしい」といった不確かな情報のシェア。
- 過去には、解消済みのニーズに対して物資が集中し、物流がパンクした例があります。必ず公式(動物救護本部等)の発表を確認してください 。
本当に役立つ災害支援をするための3STEPNG行為をふまえた
STEP
公式のニーズを把握する
- 情報収集自治体や「現地動物救護本部」が発信する被災状況、避難状況、不足物資の情報を確認します 。
- マッチング闇雲に送るのではなく、「優先順位の高いもの」「不足が予想されるもの」を特定する必要がありますが、発生地域や災害のパターン、フェーズによって刻一刻と変化するため注意しましょう。
STEP
支援方法の選択
(モノ・人・金)
- 物資支援フード(犬猫・ドライ・ウェット)、水、ケージ、ペットシーツ、猫砂、タオル等の基本セットが中心となります 。
- 人的支援獣医師による健康チェックや、ボランティアによる飼育補助など。独自で動くのではなく、動物救護本部の募集情報を確認しましょう 。
- 支援金募金活動が長期化する場合、物資以上に柔軟な対応ができる資金が重要になります 。
STEP
適切な配送と管理
- 仕分けと明示外箱に内容物(種類・数量・期限)をはっきりと記載します 。
- 配送先の確認動物救護本部が公表する情報を確認し、配送先を設定しましょう。