2022年6月、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫へマイクロチップの装着を義務づける改正動物愛護管理法が施行されました。
既に飼育している方については、装着は努力義務となりますが、マイクロチップは、飼い主の責任を明確にし、捨て犬や捨て猫を防ぐ狙いがある他にも、災害時には、迷い犬・猫の発見などにも有効な手段になると言われております。
これを機会に、検討される方が増えていくことも期待されます。
※本コンテンツは、2023年3月8日にアイペット損保が発表した調査結果を元に作成されています。
Q1.
現在、あなたのペットは、マイクロチップを装着していますか? 2023年調査
「マイクロチップの装着有無」について尋ねたところ、装着率は全体で30.7%となり、昨年(23.8%)に比べ6.9ポイント増加しました。また、猫飼育者の回答割合は、昨年(15.3%)と比べ増加しておりますが、依然、犬飼育者の約半分にとどまっており、装着していない割合は8割近くなっています。
※本コンテンツは、2023年3月8日にアイペット損保が発表した調査結果を元に作成されています。
Q2.
マイクロチップの装着目的をお聞かせください。(全体比較)
装着理由の中で、昨年(20.2%)から大幅に増加をしたのは、「装着を義務だと感じたから」(30.9%)で、昨年6月の義務化を受け、ペット飼育者の装着意識に変化を感じる結果となりました。
※本コンテンツは、2023年3月8日にアイペット損保が発表した調査結果を元に作成されています。
Q3.
マイクロチップの装着目的をお聞かせください。(犬飼育者・猫飼育者別)
犬・猫別にみると、猫飼育者は、犬飼育者と比べ「装着されていたペットを迎え入れた」と回答した割合が10ポイント以上低い結果となりました。猫は犬に比べ、保護猫を迎えるなど、ペットをお迎えするきっかけが多様であることが関係している可能性も考えられます。
※本コンテンツは、2023年3月8日にアイペット損保が発表した調査結果を元に作成されています。
Q4.
既に飼育している犬や猫については、マイクロチップ装着は「努力義務」となっていますが、今後、マイクロチップの装着を検討しますか?
Q1で、「装着していない」と回答した方を対象に、今後装着の可能性を尋ねたところ、「検討する」(47.6%)と回答した割合が約半数となり、こちらも昨年(35.2%)と比較して大きく増加しました。
※本コンテンツは、2023年3月8日にアイペット損保が発表した調査結果を元に作成されています。
Q5.
今後、マイクロチップの装着を検討しない理由を教えてください。
「検討しない」理由では、犬・猫飼育者とも、「痛そう、かわいそうだから」が最多で、昨年トップだった「必要性を感じない」と順位が入れ替わり、こちらも、装着義務化の影響を感じる結果となりました。その他自由回答では、「ペットの高齢」を理由としたコメントが多数寄せられました。
※本コンテンツは、2023年3月8日にアイペット損保が発表した調査結果を元に作成されています。
[ 調査概要 ]
調査対象:全国の犬・猫飼育者
調査人数:男女1,150名
調査期間:2023年2月15日~16日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施